ライヴを演っていると
時には、歌詩を忘れてしまったり
ギターのコードを間違えてしまったりするものです。
先日8日に唄わせて頂いた
「シャングリラ・モティ」さんでのライヴでも
僕は、歌詩も忘れればギターコードも間違えました。
でも、いいんです。
・・・良くはないんだけど、いいんです(汗)
歌の練習、ギターの練習、ライヴの練習というものは
「それを間違えないためにするもの」
とは違うと感じます。
云い方を変えるならば「間違えないため」
という部分にフォーカスしながらするものが
練習ではないと感じます。
「自分の想い」「祈りの想い」を
「より美しく伝えたいがため」にするものが
練習と心得ます。
では何故、自分の想い、祈りの想いを
「美しく伝えなければならないのか?」
それは、その想いが「愛そのもの」であるからです。
故に、そこには「美しく伝える天命」があるのです。
そして、そんな祈りの想いを美しく伝えられた時初めて
それを聴いて下さった方の
「美しさ」と共鳴するのだと感じます。
「音」とは、ただ「音」であるだけでは「音楽」に非ず。
演奏する側と聴き手との内奥に宿された
互いの「美しさ」が共鳴し合った時初めて
「音楽」となるのだと感じます。
山田耕筰さんが語っておられたという言葉
「音楽とは、人を愛に導くためにある」
の意味するものとは、このことなのかもしれません。
故に、そのための練習が実を結んだ時
人は「間違わなくなる」のでしょう。
・・・でも、それでも間違ったら?
・・・良くはないけど、いいんです。
ライヴという「現場」では
「間違ってしまった時に大切なこと」があります。
それは「演奏を止めないこと」
これは、僕のような
ソロの弾き語りシンガー特有のものかもしれませんが
「歌詩が飛んでもギターが鳴っていれば
音楽が続いています」
反対に「ギターのコードが飛んでしまっても
唄うことを止めなければ音楽は続いています」
弾き語りは自分が演奏を止めたら
そこで音が無くなってしまいます。
ライヴに於いて間違ってしまった時
動揺しながらも音を止めないためには
練習よりも、むしろ
「日常から如何に心を練っているか」
の方が大きなウエイトを占める気がします。
・・・こんなことを云うと
「音楽は、音を楽しむ、と書くのに
それじゃ本末転倒、全然楽しくない」
という声が必ず聴こえて来るものですが
「ここまで突っ込んでみて初めて解る楽しさ」
というものも確実に存在するのです。
そしてそれは何も、音楽だけに限ったことではありません。
明日3月11日は、東日本大震災発生から
丸3年にあたる日です。
平和ということを改めて想い直すと共に
この日のライヴの1曲目「3月11日の地球から」を
イントロから間違ったことを振り返り
この記事をしたためた次第です。
【シャングリラ・モティさんの店長さんであり
クラシック・ギタリストの廣岡甲太郎さんとの共演
祈り、という歌で素晴らしいギターを聴かせて下さいました】
さて、今回もアメブロからお客様がお越し下さいました。
前回のモティさんでのライヴに引き続き
今回のライヴでも親友の方とご一緒にお越し下さいました。
再会が叶い、こんなに嬉しいことはありません。
「CD のお買い求めと共に
心より、有り難うございました!」
また今回は、お食事に来られていたご家族の方からも
お声をかけて頂き、同時にCD もお買い求め頂きました。
お心遣いに大変、胸が熱くなりました。
「心より、有り難うございました!」
また、今回もブログを通し
応援メッセージを下さった皆様
ライヴ情報、及び当ブログ記事を
ご自身のブログにてご紹介下さった皆様
同じようにご自身のブログにて
動画を貼り付けご紹介下さった皆様
CDをご購入下さった皆様
いつもペタを下さっている皆様
記事に「いいね」なう、に「みたよ」を下さった皆様
当ブログとお付き合い下さっている皆様
お蔭さまで今回も、大変充実したライヴとなりました。
「皆様、いつも限りない力を賜り
心より、有難うございます」
どうぞ今後共よろしくお願い致します。
無限なる感謝を込めて
【 小林洋一 最新LIVE情報 】
【 小林洋一 CD販売(amazon) 】
「世界人類が平和でありますように」 作詩作曲:小林洋一
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「世界人類が平和でありますように」
約束 Fasting Song 世界人類が平和でありますように など収録

